66.先人たちのリスクマネジメント

日本には古来より「ことわざ」というものがありますが、

その中に、現代のリスクマネジメントに通じるものが

いくつもあります、

「転ばぬさきの杖」「備えあれば憂いなし」「後悔先に立たず」

「濡れぬ先の傘」「遠慮なければ近憂あり」「泥棒を捕らえて縄を綯う」

「渇して井を穿つ」「人の振り見て我が振り直せ」「他山の石」などなど。

先人の経験的知恵に、変わらぬ人間の本質を言い表しているように思います、

今は亡き母によく言われていた言葉を、思い出しています。

「いつまでもあると思うな親と金」と。「知恵の文化遺産」大切に思う。(萩原)

 

65.人生で一番多忙だった30代の頃の自分へのアドバイス 1

他人と自分を比べている限り、この世の地獄は終わらない。

でも、他人に無関心になってしまったら、この世は退屈な灰色の世界に変わる。

「他人と比べるから自分の位置が分かり、モチベーションになる」

そう信じたい気持ちはわかるけど、他人に勝っても出世はできてもリーダーになる資格には得られない。

まずは、今の自分と過去の自分と比べ自分を成長させよう、

そうすれば理想の自分の姿がぼんやりと見えてくる。

理想の自分を比べてみれば、他人の成功を喜べるようになる。

 そして、そのとき、リーダーの資格が得られる。(山口)

 

64.「経済人」の終わり

 ピーター・ドラッカーは、処女作『「経済人」の終わり』で、いわゆる資本主義も共産主義も金銭や報酬に基づいて人間の行動を規定すると指摘し、その後のファシズムの台頭と衰退を説いている。

刊行後80年近くを経て、その見識はいまだ色あせない。

会社などで毎年、売上目標や利益配分が重要な議題となることも多いのだが、ドラッカーはこうした活動を重視しない。

それらは顧客価値の創造とは直接には関係ない無駄な作業であり、私はむしろマイナス面が多いことを実感する。

売上未達の原因はすべて幻想で、最初に設定した「売上目標」の間違いが本当だ。

 

つまり、実際には私たちはもっと違う目標によって動機づけられているのである。(吉松)

 

63.根っこを張る

草木は冬になると枯れる。

しかし夏になると、また青々と葉を茂らせる。

それは絶対に枯れることのない根っこがあるからだ。

木と同じように人間も根っこが大事だ。

根っこさえしっかりと、張っていればどんな激しい

雨風にも耐えられる。

根っこは地表からは見えない、人の心も外からは見えない、

困難に挑む努力と苦闘の冬に、地中深くしっかりと

張られていくのである。(萩原)

 

62.幸せな人が幸せな馬をつくる

ある一流の競走馬を育てあげた調教師は、アイルランドの名門厩舎で聞いた「Happy people make happy hours」を今でもモットーにしているという。

調教師自身が幸せでないと馬を幸せにすることができないというわけだ

なにも馬だけに限らないだろう。

誰しも若いころは気負って自己犠牲も厭わないが、これでは長くは続かない。

そもそも仕事の底が知れている。

そういえば、モーツァルトも周りの人に「機嫌よくいてください」とよく言っていたそうだ。

 あなたの本当の幸せを心から願っている人が割と近くにいるはずだ。(吉松)

 

61.運がいい

パナソニック(松下電器)の創業者、松下幸之助は入社希望の学生によく「あんた、運はええかね」と尋ねたと云う。「運が悪い」と答えた面接者は、「入学試験では志望校を落ちたし、今日も電車が遅れたし、」と不幸に敏感で、ミスを他人の所為にし、周囲への感謝の念が薄いと判断されたようだ。

松下翁は、父親が破産し、小学校も卒業できずに自転車屋に奉公に出され、さらに病弱でもあった。世間的には不遇であるが、それをプラスに転じ、大きな成功をつかんだだけに、自分を「運が悪い」と評する社員が不思議だったのだろう。

塾業界では、偏差値35ぐらいから驚異的に成績を伸ばし、有名大学に合格するいわゆるビリギャルは珍しいことではないそうだ。彼らの共通点は「運が良い」と信じていること。が、思い込みが強過ぎると運頼みで勉強がおろそかになり、結果が出ないという。「勉強した分だけは報われる」中庸な意識が受験には有効である。

ミスユニバース日本代表を育てる美容コンサルタントの中野ちさとさん。食べ物や運動など人一倍、健康的な生活を実践していたのにガンを患い、回復した。過酷な運命であるが、「ガンになって良かったのは、毎日を真剣に生きるようになった」と笑顔で話してくれた。

  確かに努力しても結果が出るとは限らない。しかし、努力は自分を成長させ、強くすると信じて生きることぐらいは「運のない人」にもできるだろう。(山口)

 

60.夢をかなえるためには

現在は、過去の選択の積み重ねである。過去に自分が選択した結果が現在のあなたである。

見方・考え方を変えれば、将来の基盤となるのは現在である。

その見方・考え方を変える手段が「学ぶ」ことであり、自分の夢をかなえる手段でもある。(高橋)

 

59.わが最高峰を目指して

大きな目標をたて、それぞれの道で

最高峰を目指して、努力を重ねていく。

その労苦のなかでこそ、

自らの秘められた可能性が、解き放たれていく。

それは、他人と比較して、どうかではない。

昨日より今日、今日より明日へと、

向上していくことである。(萩原)

 

58.意見の違いを交渉する

相手のニーズ、価値観、関心事を理解するために時間を十分に割こう。

そして、その理解に基づき、自分のアイティア、提案を目に見える形で表現できれば、

自分に対する相手からの信頼度は劇的に上がるだろう。(高橋)

 

57.説明と言い訳

報連相の基本は、事前にが、大切だ。

中間報告も結果に対する、現在の状況を

報告するので事前にあたる。

事前に話せば、「説明」となり

事後になって話せば、「言い訳」となる。(萩原)

 

56.致命的な7つの習慣と身につけたい7つの習慣☆1

ウィリアム・グラッサー博士(1925/5/11-2013/8/23)によると、人間関係を劇的に改善する方法とは、以下に示す「身につけたい7つの習慣」を使用することである。逆に、「致命的な7つの習慣」を使わなくなるだけでも、かなり改善される。

致命的な7つの習慣

身につけたい7つの習慣

批判する

傾聴する

責める

支援する

文句を言う

励ます

ガミガミ言う

尊敬する

脅す

信頼する

罰する

受容する

目先の褒美で釣る

意見の違いを交渉する

(高橋)

 

☆1『グラッサー博士の選択理論』ウィリアム・グラッサー(著)/柿谷正期(訳)

 

55.解釈と影響

 人は、起きた事実によって影響されるのではなく、

その事実の解釈によって影響されるのである。

同じできごとに遭遇しても、もうダメだと思う人と

これをチャンスと捉える人、両者の違いは

”事実の解釈“の違いで分かれる。

レジリエンス(復元力)も、メンタルヘルスも出来事の

解釈のしかたにポイントがあるように思う。 (萩原)

 

54.組織崩壊マニュアル 

CIAにはスパイを敵の組織に送り込み、崩壊に導くためのマニュアル(『サボタージュ・マニュアル』北大路書房)があるという。

・何ごとにも「指揮系統」を主張し、意思決定を早めることを阻止せよ。

・会議にはあらゆることを議題にして、結論を出さずにさらなる調査と検討を求めよ。

・出席者は必ず5人以上で、できる限り参加者の数を大きくせよ。

・解決策が出そうなら、正確な言葉で押し問答せよ。

・前回の会議で決定した案件を持ち出し、その決定を再検討するように蒸し返せ。

・相対的に重要ではない仕事に完璧さを要求し、ささいな点を修正するように突き返せ。

・許認可、指示、確認などあらゆる手続きを複雑化し、一人で決められることを3人以上の承認が必要になるように取り計らえ。

これで大きな組織でも内部から着実に崩壊させるというから怖い。(吉松)

 

53.楽しみのとらえ方

 三流の人は、

手を抜き、楽をすることが「楽しみ」と錯覚しているので向上がない。

二流選手は、

試合結果に「楽しみ」を求めるため、負けると落ち込む。

一流選手は、

自身に挑戦し技術や精神力の向上を「楽しみ」とするから結果に動じない。(メンタルトレーナー高妻容一氏)

「体幹」トレーニングも大切だけど、やっぱり重要なのは「心幹」を鍛えることなんですね。 (萩原)

 

52.困りごとを小さく、幸せは大きく

 嫌なことは小さく切り刻んで分解する。

苦手な人をまるごと遠ざける前に、その人をしっかり見据えてどこが嫌いなのかを細かく特定してみよう。

仕事上のトラブルに見舞われたときも、何が原因で悪い結果につながったのかを精緻に、具体的に検証すれば再発防止につながる。

「誰が悪い」ではあまりにもざっくりしすぎている。

自分自身も責める必要はなく、淡々と出来事を振り返ってみるだけで十分だ。

逆に、幸せや成功はできるだけ大きく広げるといい。

私の成功はあなたのおかげ、みんなの手柄にすると幸せは最大化する。

人の幸福を心から喜ぶことができたなら、それだけでなにか楽しい。 (吉松)

 

51.やらねばならないこと

日々の忙しさに追われ、誰しもが目先のことを

こなすことで精いっぱいではないだろうか。

しかし、「いつかやろう」では「いつか」は永遠にこない。

人は「やらねばならないこと」をやり切れば、

必ず「やりたいこと」の力に変えていける。(萩原)

 

50.修正と是正

 お客様からの苦情や指摘など、問題が発生した場合、我々はその問題にすみやかにに対応しなければならない。

その対応方法は、大きく分けると「修正」と「是正」の二つである。

「修正」とは、苦情や指摘等の問題を除去するための措置である。

「是正」とは、不適合の原因を除去し、再発防止するための措置である。

残念なことに、多くの組織は、修正と是正の概念をきちんと把握しておらず、修正のみの対応で終わっている。

つまり、目先の問題に対してのみの対応であるため、この問題発生の本当の理由、いわゆる根本原因を明確に把握できていない。

したがい、その問題はほかのところで再発してしまい、お客さまの信頼を失ってしまう。

早期にお客さまに対応するために、修正はとても重要なアクションである。

しかし、同じような問題が何度も起きないように、是正というアクションが必要不可欠である。

自分が今抱えている問題に対する対応は、修正なのか是正なのかをきちんと把握した上で対応しよう。 (高橋)

 

49.励まし

 「心」が通えば「力」に変わる。

「力」を出せば、必ず「道」は開けてくる。

また人を励ますことは、自分自身をも勇気づける。

「励まし」は人を変え、自分を変えるのである。

自分を励ますために、今日も誰かを励ましてみよう。(萩原)

 

48.本当のおもてなし・心づかい

  先日、ハンディルータの更新手続きに行った。1920分ぐらいにお店についた。

量販店の中にある窓口は、すいていて8席ほど椅子が空いていた。

声をかけてくれた店員に用件が2つあることをを告げた。

そのあと「窓口の椅子に座っていいですか?」と質問したところ

「相談しますので少々お待ちください」といって、上長であろう人に相談にいった。

私は「???」であった。客が椅子に掛けるのに上長に相談が必要なのだろうか?

「ここは、手続き用の窓口ですので座ることはできません」「???私も手続きなのに???」

立ったまま30分ほど待たされ具合が悪くなった。それでも、座らせてもらえない。

1件目の用件が終わったのは2045分、もう一つの用件はどうなったかと聞いたところ、

「受付は1930分までです」「私は1930分前にお願いしたけど」

マニュアル通りの話をしているが、そのタイミングが違う。

私はクレーマーと思われ、上長対応となった。

本当のおもてなし、心づかいというのは何だろうか?

非常に不愉快になった私は、帰りにちょっとだけいつもより贅沢な中華料理店に入った。

ウエイターが、割り箸を割って渡してくれた。私の食べる速度をみて、対応してくれる。

良い気分で一日を終わることができた。(豊田)

  

47.知識より気持ち

  人の話を聴くことは、とても重要であり、人間関係・信頼関係を強化することができる。

このことは、多数の書籍で示されており、多くの方々が「聴き方」を学んでいる。

しかし、どんなに「聴き方」を学んでも、人の話を聴く「気持ち」が無ければ何の役にも立たない。

重要なのは、知識より気持ちである。(高橋) 

 

46.言霊の力

 いじめのニュースを目にするたび心が痛む。

ニュースになるくらいだから事態は重く、そのほとんどはいじめではなく犯罪である。

学校や教育委員会が「いじめ」があったかを検証するが、なんと不毛な試みだろう。

人は少しふさぎ込んで、誰かの「おはよう」の挨拶に返さないことがある。

好きな子に振り向いてもらいたくて、ちょっと意地悪をする。

相手は気分を害し、気の弱い人は傷ついてしまうかもしれない。

それでも、これらは傷害や暴行、恐喝、強要、名誉棄損とは違う。

「ブラック企業」しかり。

規制を超えた長時間労働や賃金の不払い、パワーハラスメントはそもそも違法なのだ。

暗い現実を直視し、的確に表現する勇気に委す。(吉松)

  

45.忙しい時ほど自分を整える

 以前のコラムで、「忙しい」という人は「忙しい」という暇があるので本当は忙しくないと伝えた。

本当に忙しいときほど自分を整えよう。

「忙しい」は、心を亡くすと書く。

忙しと心に余裕がなくなる。イライラしてつい言葉が強くなってしまったりする。

いそがしいときほど、自分を整える時間を取ろう。

15分でよいのだ。15分なら288回もチャンスがある。

 一日の終わりでよいので、その日あったことを振り返り「感謝」しよう。(豊田)

 

44.刺激と反応

 人は、ある「刺激(出来事)」に対して、「反応」する。

己の感情のみに任せていると、致命的に反応してしまい、今まで築きあげてきた仕事、人間関係や、努力が皆無になってしまう。

相手への怒鳴り/暴力、物品の衝動買い、過食などは、すべて己の感情に任せていた反応と考える。

他の動物と違って、人には、知性、意思、良心等があり、刺激に対する反応を選択する能力がある。

刺激に対して、瞬時に反応するのではなく、数秒間(一般的に約6秒間)待とう。感情が収まり、建設的に考え、適切な反応ができるはずだ。(高橋)

 

43. 違いを生み出そう

 私たちが生きるこの社会は、誰かの仕事でできている。

 モノをつくる人、何かを売る人、農作物を育てる人、海や山で獲物を取る人、それらを運ぶ人たちが協力して誰かの役に立っている。 

地球上の人すべてが同じ仕事をしていては社会は成り立たない。

ビジネスの本質は、誰もが人とは違うことをやることだといえるだろう。

世の中に1人しかいなければ、あなたは自給自足ですべてを自分で賄うしかないが、実際には、たくさんの人たちが分業してこの大きな世界は成り立っている。

人と違う何かをはじめる時、それは価値を生む。

さて、あなたが生み出す違い=価値はなんなのだろうか。(吉松)

 

42.キラキラするものを光らせておく

 年末に大掃除に追われた人も多いと思う。

急なお客様で掃除をする時間がないときは、

光るものをキラキラ光らせておく。

これも、姑から教わった術である。

金属やガラスなど、キラキラするものをとりあえず磨いておく。

そうすれば、窓のホコリなど多少のことは大丈夫である。

人間もそうではないだろうか?

キラキラする自分の強みを光らせておけば、欠点を補うことができる。

もう亡くなってしまった姑に感謝。(豊田)

  

41.謙虚と傲慢

  成功する者は、人に対して謙虚にならまければならないとよく聞く。

しかし、本当にそうだろうか?

成功者(大企業の社長達)は、自分の意見や意思を強く相手に伝える場合、

傲慢にならないといけない時期があるという。

それが原動力になり、味方を引き寄せることにつながる。

傲慢は謙虚より勇気が必要で、その勇気に人がついてくることが多い。

謙虚はその後に身に着けても遅くはない。(高橋) 

 

40..立つより返事 

私が姑から教わった「立つより返事」

誰かに呼ばれたら、立つ前に元気に大きな声で「はいっ」と返事をする。

まず返事をしてから、行動をするということだ。

もう30年も前、当時、専業主婦だった私に、姑から嫁へのコミュニケーションのアドバイスだった。

職場でも同じだなと感じる。

上司や先輩、お客様に呼ばれたら、まず「はいっ」と大きな声で返事をし

それからメモの用意をして、うかがう。

会社でも家庭でも、コミュニケーションの基礎は同じではないだろうか。 (豊田)

 

 

39.成功の目的

 あるやり手のビジネスマンが休暇で新興のリゾート地を訪れた。

現地の人は一日中だらだらと過ごし、一向に働く気配がない。

見かねたビジネスマンが彼らに尋ねた。

「君たちはなぜ働かないんだ」

「働く? 働くとどんないいことがあるんだい?」

「働いてお金を稼ぐと、私のように大きな家に住んで好きな服を着て、毎日美味しいものを食べて過ごせるじゃないか」

「ふーん、それで?」

「そうだな、たまにバカンスを取ってリゾートを満喫できる。涼しい木陰で一日中のんびりと過ごすのは格別だぞ」

「それなら、今やってるところですよ」

 (吉松)

 

38.短文の勘違い

 文章は簡潔に短文で、というのを勘違いしている人がいる。

丁寧にお詫びをしなくてはならないのに、短文がよいと思いそっけない短いメールですませてしまい、相手をますます怒らせてしまったという人がいる。

一つの文章は、なるべく簡潔に書く方が相手も理解しやすい。

しかし、文章の量が少ないことは短文ではない。

短文というのは、一つの文章の量のことである。

短文にも、いろいろな種類や書き方があるが、別の機会に紹介しよう。(豊田)

 

37.言いにくいことはメールで。そのコミュニケーションは間違っている

 言いにくいことはメールで、電話や対面だと言った言わないという水かけ論になるから、電話も会うこともしないで全てメールで。こんなコミュニケーションの人がいる。

メールは、コミュニケーションの手段の一つ、情報伝達のツールである。

昔、ビジネス文書は手書きであった。ワープロやファックスという手段を経て、今はメールで行う。

確かに、メールは記録できるし保存できる。しかし、メールには、対面のように相手の表情はわからないし、電話のように声のニュアンスもない。

組織は、人が集まりコミュニケーションをとりながら活動している。

その活動でコミュニケーションエラーが起きたとき、やはり一番は、お互いに話をすることだろう。

言いにくいことはメールで、水かけ論になるから電話もしないし会いもしない、こんなコミュニケーションは間違っていると思う。(豊田)

 

36.役割が人を成長させる

ニューロ・ロジカル・レベル(神経論理レベル)というモデルでは、自己の意識を5段階に分けて考える。

1.自己認識 : 自分の役割は何か

2.信念価値観 : 何を信じているか、何を大切にしているか

3.能力 : どのような能力を持っているか

4.行動 : 何をしているか

5.環境 : どこにいるか、何を見たり聞いたり感じたいしているか

 自己認識や信念価値観の上位レベルの変化が起きれば、能力や行動などの下位レベルに必ず影響を与える。

例えば、人がリーダーに抜擢され、自分はメンバーをリードする役割であるとの自己認識を持ち、自分の仕事だけではなく、チームの成果を上げるのが最も大切なことだと価値観を変えれば、発揮する能力や仕事振りが変わります。リーダーの仕事ができるから、リーダーとしての自己認識を持つのではなく、リーダーとしての自己認識を持つから、リーダーの仕事ができるようになったり、足りない能力があれば自ら学ぶようになったりするということだ。自己認識の変化が、能力や行動の変化を生み出す。(高橋)

35.クリスマスがやってくる

 12月になると、街はクリスマスのイルミネーションでキラキラしている。

しかし、私にとってクリスマスは毎年、人生を考える日である。

私が就職先を紹介し、2年たって会社から“花開いた”と嬉しいファックスが学校に届いた。

ゆくゆくは独立して自分の仕事とお父さんの家業を一緒にした会社を作りたいと夢を話していたY君。

次は結婚式かなと思っていた矢先に30代半ばという若さで交通事故で亡くなってしまった。それもクリスマスイブに。先生より先に若い生徒が逝ってしまう。こんなに悔しいことはない。

彼の人生の意味は何だったのだろう。私の人生の意味は何なのだろう。

今年もクリスマスがやってくる。(豊田)

 

34.いにしえの日本人気質

 古来より、日本をはじめアジア各国では自然と調和した暮らしぶりを尊ぶ。

欧米人は押しなべて陣地を囲い、頑丈な家をこしらえ、自然の恵みを狩って命を紡ぐ。

布は着丈に合わせて裁断し、着脱しやすいよう固いボタンやチャックで仕上げる。

私たちは、布のまとい方に工夫を凝らし、1枚で何通りの着方もできるよう余韻を残す。

風呂敷の包み方のバリエーションを覚えるのと、中身に応じて用途別のバッグを製作するのでは、便利が違う。

こうして暮らしてきた私たちは、人間が環境に合わせて変化するのが常態で、環境そのものを変える思考にはなりにくいのかもしれない。

アングロサクソンが人為的につくった環境に対しても自分を抑え、我慢し、何かを諦めて何かを得ようとする。

 惜しむらくは無機質で人工的な環境に身を任せても、自分たちにとって都合がいいような恵みは期待できないだろう。

(吉松)

 

33.忙しいという人は実は暇な人

 忙しい、忙しいと言っている人は、本当は忙しくないらしい。

忙しいと言っている暇があるからだそうだ。

本当に忙しい人は、忙しと言っている暇はないくらい、目標に向かって物事を進めている。

今日から忙しいというのはやめよう。(豊田)

 

32.本当にやりたいこととは?

 自分がやりたいと考えていることは、実は、自分の親、親戚、先生などに影響されていることが多い。

つまり、自分の「やりたいこと」は、あるがままの自分ではない可能性が高い。

あるがままの自分を見つける一つの手段として、「これだけは絶対にやりたくない」という『やりたくない』リストを作成することだ。そのリストを何度も見返してみると、自ずとやりたいことが見えてくる。

  騙されたと思って、早速やりたくないことを1020件上げてみよう。きっと何か気づきがあるはずだ。(高橋)

 

31.明日への活力

 私はリラックスが好きで、特にタイマッサージがお気に入りだ。

ストレッチ効果で身体の線が伸びて、基礎代謝を増やす。

ヨガに比べても、人の手と身体を借りることで流れのなかで自分ではできない姿勢を体験できる。

「お客さん、リラックスがお上手ですね」

いやいや、あなたこそ寛ぎの演出がうまい。

「なかなか大変なお仕事ですね」と応じると、

「いえ、実は施術しているとこっちも体調がよくなるんですよ」と言うではないか。

自分がサービスを提供すると、お客様も喜び、自分たちも明日への力を得る。

 私も明日からそんな気持ちで仕事に取り組めるような気がした。(吉松)

 

30.お客様に7割以上話させる

 お客様に物やサービスを売るとき、延々と自分の商品の説明をしていないだろうか?もし自分が7割以上話していれば、その商品が売れる可能性は著しく低い。その理由は、顧客側から見ると、自分の行為は、売り込みとなり、抵抗を示してしまうからだ。

売れるセールスマンは、商品の説明は行わない。お客様の話を7割以上聴き、彼・彼女らの真のニーズ(必要としていること)を探り出す。そして、お客様のニーズを満たすための提案をする。彼らは、契約や商品を販売するだけでなく、お客様に感謝され、虜にしているのだ。(高橋)

 

29.好き嫌いで生きる

人生で数えきれないほどの選択を重ねてきた。

損得で判断するのではなく、好きか嫌いかで決めてきた結果、幸せに生きている。

お腹が空けば、お気に入りのカフェで好きなメニューを選ぶ。

ときに牛丼や朝マック、気が向けば気鋭のフレンチや老舗の料亭にも行く。

無性にカップラーメンが食べたくなることもある。

何も食べずに、ただ好きな人の笑顔を見続けていたいときもある。

これが損得で生きると、半分は損だ。

カジノであれば、だいたい客が少し負けるようにできている。

胴元になれば得をする可能性が高いが、胴元にならなくても仕事さえしていればたいてい得は得である。

損得が好きな人は、それはそれでいいと思う。

幸せに変わりはない。(吉松)

 

28.不機嫌な組織

 「今日も疲れた。さぁ、ビール飲もう」と言って冷蔵庫を開けても、ビールがない。

ここで「おい、ビールがないぞ!」と夫が妻を問い詰めても、妻が「そんなの自分で買ってくればいいじゃない」と返すのなら健全だ。

しかし、変に「気が利く妻」になってしまうと、夫は心理的に退行して長期的には夫婦関係が悪化していく。

さて、会社組織でもこれは起こりうる。

従業員が従順な人ばかりで構成されると、社長は心理的に退行し、「思い通りにならないことへの耐性」が弱る。

「顧客」という第三の存在に対して従順性は期待できない。

業績は下降し、社長は不機嫌になり、「憎しみ」を生み、攻撃性を増幅させる傾向にある。

イエスマンの罪は重い。(吉松)

 

27.自分の仕事の分類

ポジティブ心理学において、自分の仕事に対して、人は、以下の3つの分類に分けられる。

「ジョブ」、「キャリア」、「コーリング(天職)」

「ジョブ」と捉えた人は、お金をもらう以外は、なにも期待していない。

「キャリア」と捉えた人は、給与アップ、権力、特権など外的要因を期待していて、出生することを願っている。

「コーリング」と感じている人は、その仕事を行うそのものが目的であり、自分の生きがいを感じ、精神的にも充実している。

自分の成長、向上など内的な動機づけで仕事をしている。

心理学者のアブラハム・マズローは、「自己実現こそ最高に素晴らしい幸運である」と言っている。つまり、ここで言う「コーリング」を見つけることこそが、我々の人生の目的ではないだろうか?

今の自分は、「ジョブ」、「キャリア」、「コーリング」のうち、どこに分類されるだろうか?

たとえ「キャリア」と外から見えていても、自分と向き合える時間がない、家族との時間が取れないなど、本人は、「労働」と感じている人も多い。

ここで、自分の仕事を少しでも「天職」に近づける方法を一つ紹介したい。

まず自分の価値観は何だろうか?今やっている仕事に自分が近い将来やりたいことに結び付けることは可能なのだろうか?

自分の価値観と今の仕事に少しでも繋げることができれば、新たな発見が得られ、前向きな目標が生まれるだろう。(高橋)

 

26.天命を知る10の兆候(10 Signs You’ve Found Your Calling

『病は心で治す』(河出書房新社)の著者リサ・ランキンは、天命を見つけたことを示す10の兆候を紹介している。

1.あなたが生まれた瞬間から、自分がその天命のためにずっと訓練を受けていたということに気づく

2.不思議なことが起こりはじめる

3.あなたが道を外れそうになっても、引き戻される

4.障害に直面しても、簡単に乗り越えてしまう

5.間一髪の時に、魔法のようなメンターが現れる

6.健康状態が改善されるようになる

7.もう少しで諦めそうになった時、お金が入りはじめる

8.不安を感じるような理由があるのに、不思議なくらい安心感を覚える

9.宇宙が赤いカーペットを広げてくれる

10.会うべき人があなたのことを見つけ出す

私が付け加えるなら、「あなたがこのコラムを読んだ」ことも兆候の一つかもしれない。(吉松)

  

25.希望を持つ準備とはあきらめること?

『生死を分けた未来への「希望」。自分には未来がある、私を待っている時間がある、そう信じられた者だけが生き残ることが出来た。』

これは、第二次世界大戦中に、ユダヤ人であるためにナチスによって強制収容所に送られたビクトール・フランクルの言葉である。

当時の強制収容所で、「生き残る」は「幸福である」に等しい。つまり、希望を持てば、より幸福な人生を歩むことができるのだ。自分の未来像を思い浮かべ、何を達成したいかを時間をかけて考えてほしい。

 

ただし、アクションプランは、『準備』が終わってから作成する。

その準備とは、自分が抱えている家族、職場、所属している団体、学校、過去に掲げた目標など全ての分野に関係する課題、何をしたいか・しなければならないか、を書き出すことだ。

その中から、何を必守し、何を行動に移すかを吟味、決断する。

それ以外は、行動に移さず「あきらめる」のである。

自分の人生の整理・整頓を行うのである。

そこで初めて、自分の「未来の希望」に向けてのアクションプランを作成する。

 

この準備を怠ると、目標・アクションプランを立ても、不要な行動に時間がとられ、目標達成が難しくなる。最終的には「やっぱり私には、無理!」とつぶやき、その希望をあきらめてしまうのだ。これはもったいない! (高橋)

 

24.共感してから励ます

子どもは元気だ。

そこいらじゅうを走り回ってよく転び、よく泣く。

こんなとき「大丈夫。痛くないよ」と言って慰めるのは、あまり効かない。

「うん、痛かったね。びっくりしたよね」と、いったんは子どもの気持ちになって共感する。

それから子どもが泣き止むタイミングで「偉いね。強い子だ!」と言って認めてあげると、子どもは案外ケロッとしているそうだ。

いったん誰かに感情を受け止めてもらうことが大きな安心感につながるのだろう。

実際には子どもに限らない。

私たち大人もつらい気持ち、悲しい気持ち、怒りの感情、さみしい思いを誰かに受け取ってもらうと、それだけで少しほろっとして励みになる。

もし誰にも受け取ってもらえなければ、せめて自分だけはしっかりと自分の感情に向き合って、認めてあげるのはどうだろうか。

きっと人に共感する練習になるはずだ。 (吉松)

 

23.怒りを和らげるテクニック

人はある出来事に遭遇した場合、その出来事に反応するのでは無く、その出来事にどのように「解釈したか」に反応する。通常、人が反応するまで、6秒と言われている。

例えば、部下が朝一の大事な会議に遅れて出勤してきた[出来事]。上司であるあなたは、その部下になめられたと思い[解釈]、怒鳴ってしまった[反応]。

この反応を和らげるためには、一つの方法として、自分の解釈に6秒以内に反論する習慣を身に付けることが挙げられる。これは、「ポジティブ心理学の父」とも呼ばれるマーティン・セリグマンが紹介した「反論法」☆1である。

上記例で言うと、「その部下になめられたと」という自分の解釈にまずは、反論してみる。

「遅れることは、誰にでも経験したことがあることだ。今まで彼は一度も遅れたことがない。また、先週もきちんと業務を熟してくれた。」この反論から、新しい意味付け・解釈が出てくる。「きっと彼の遅れに何か理由があるはずだ。先ずは彼に聴いてみよう。」

このように、自分の突発的な解釈に反論法を活用すると、ほとんどの場合、冷静な判断・反応ができるようになり、怒りを和らげることができるようになる。(高橋)

 ☆1『オプティミストはなぜ成功するのか』マーティン・セリグマン著(講談社)

 

22.魔法のアイコンタクト

ある忙しい朝、小さな男の子がたどたどしい手つきで靴下を履いていた。

その子のパパは、「いつまでかかってんだ。早くしろ」とつい怒鳴りそうになったが、男の子の眼差しを見ると真剣そのもの。靴下を履くことにまっすぐに取り組んでいる姿を見て、隣に腰を下ろして優しく見守ることにしたそうだ。

パパはその日を境に、行動だけを見ているとイライラするような場面でも、しっかりとわが子の目を見ていれば何時間でも待てるようになったという。

そういえば、海外ではたまたまエレベータで乗り合わせただけで、男女を問わず視線を合わせて微笑んでくれる人に出会うことがある。

私たちはついつい会釈やお辞儀で相手から目線を外すことを尊ぶが、たまには勇気を出して相手の瞳を見つめてほしい。

ただし若干、惚れっぽくなるので道ならぬ恋にはご用心を!(吉松)

 

21.エクアドル・キチュア族に伝わる民話

アマゾンの森が火事になり、森に住む動物たちはわれ先にと逃げていきました。

けれどもクリキンディという名のハチドリだけは、森と池をいったりきたり、小さなクチバシで水のしずくを一滴ずつ運んでは、火の上に落としていきます。

それを見た大きな動物たちは、「そんなことをしていったい何になる」とクリキンディを笑います。

クリキンディはこう答えました。

 「私は、私にできることをしているだけです」

(豊田)

 

20.学んだことを自分のものにする秘訣

セミナー、講演会や研修に参加し、そこで感動と刺激を受けたにも関わらず、家や会社に戻っても実行に移せない、または、行動に移しても続かない。このようなことは誰でも経験したことがあるはずだ。ではどうすれば、学んだことを自分のものにすることができるのか?

それは、学んだことを習慣に取り入れることだ。☆1

先日「ドラッカーの成果をあげるための『八つの習慣』」をコラムで紹介したが、これらの八つの習慣をいっぺんに全て行うのではなく、まずは一つ目、二つ目の習慣だけを3~4週間続ける。それらが確実に習慣化するまで、新しい他の習慣を取り入れない。

ここでの重要なポイントは、習慣を完璧にこなすのではなく、続けることである。不完全だと思っても、自分に「OK!」を出すことだ。

さぁ、自分が是非取り入れたい習慣(幸せのため、目標達成のため等)を二つ考えてみよう。そしてその習慣を確実に実行するために、手帳に書き込もう。(高橋)

 ☆1『成功と幸せのための4つのエネルギー管理術』ジム・レーヤー、トニーシュワルツ著(阪急コミュニケーションズ)

 

 

19.「モデリング」と「リフレーミング」

10数年前に、NLP(神経言語プログラミング)心理学を深く勉強する機会を得ました。仕事もプライベートもすべてにおいてとても有効な項目がありました。「モデリング」と「リフレーミング」です。

「モデリング」は自分もこうありたいという人物を真似ることです。昔から「学ぶは真似る」と言われています。生き方は坂本竜馬やマザーテレサに憧れますが・・・真似たいですね。講師という仕事も研修ですばらしい講師と出会い講師をめざすという方が多くいます。私も常に目標とする講師をモデリングしてきました。とても勉強になりました。ちなみに私のダイエットのモデリングはオードリーヘップバーンで真っ赤なドレスでスリムなボディの彼女の写真を机においています。しかし、今だに減量にいたりません。かけ離れたモデリングだと家族に言われています。

 「リフレーミング」は「re」「framing」ですから「マイナスの枠」を「プラスの枠」に変えることです。これも昔から「ものはいい方に考えよ」と言われています。プラス思考、前向き思考です。日々起こる様々出来事は本当にいいことばかりではありません。悩みすぎると病気にもなりますから早くリフレーミングできると楽になります。「失敗」に対しての反省はもちろん必要です。そうしないとまた同じ失敗を繰り返してしまいます。しかし、反省に重きを置くよりは「改善」の創造に力をそそぐことが有効であることは衆知のことになっています。「モデリング」も「リフレーミング」も新しい理論ではありません。「お手本となる人物」がいて、マイナスの出来事、結果に対して早くリフレーミングがかけられたなら、人生が良い方向へ行くはずです。できたら若いうちに徹底的に身につけると良いですね。伊藤)

 

18.お願いには一言をプラスしよう

ちょっとしたことを頼んだときに、相手が「はいっ」気持ちよく動いてくれる場合と、「えーそんなこと自分でやれば?」と拒否される場合がある。忙しいから手伝えないというより、頼みごとをする側のちょっとした心遣いで、違いは生じているようだ。

たとえば、「そこの書類を取ってもらいたい」「私のお茶も一緒に買ってきてほしい」というときい、「とって」「買ってきて」では、指示や命令になってしまう。

「今よいでしょうか?」「お手数をおかけしますが」「悪いけど」というような配慮のひとこと=クッション言葉をつけるだけで、相手は素直に「はいどうぞ」「いいですよ」という気持ちになるのではないだろうか。

そして、最後には「ありがとう」という感謝の言葉を忘れないようにしよう。

こうした小さなやりとりから生まれた好感が積み重なり信頼へとつながる。(豊田)

 

17.研修の評価について(その2)

研修の評価でもうひとつ押さえておくのが、カークパトリックの4段階評価である。

Level1 Reaction(反応): 参加者のコースへの満足度を測定し評価する。

Level2 Learning(学習結果):コースを受講して、知識、スキルが向上したか、行動様式が変わったかを評価する。

Level3 Behavior(行動変容):学習したことを実際に行動に移すことができたか参加者の真の変化を測定して評価する。

Level4 Business Results(結果):学習した知識やスキルが実際のビジネスの場面に活かされたかの結果を評価する。

さらに、ジャックフィリップスの項目もある。

Level5 ROI=Return on Investment(投資対効果):研修のコストに対して得られた利益を計算して評価する。

日本でも知識、見識、胆識という言葉で昔から語られている。他にも中国では古くから【思考の三原則】など学習・教育については研究されている。企業研修に携わる者として常に意識していきたい。(岡本)

 

16.研修の評価について(その1)

人材教育・研修業界に長年携わっていると一番の懸念事項は、研修の評価についてである。

代表的なものがアンケートであるが、評価の対象としては、企業の研修担当者と受講者の評価を意識する。

評価には総括的評価と形成的評価と評価といものがあるといわれれる。

簡潔にいえば、

総括的評価は【組織の課題や個人のキャリアのおいて有効であったか】

形成的評価は【研修自体に問題があるか?理解できないところはどこか?】

である。研修の提案やカリキュラム作成においておいて押さえておかねばならない。(岡本)

 

15.成果をあげるための最初のステップ

 今、会社では大量の仕事に忙殺され、多くのストレスのもとで毎日を過ごしているビジネスパーソンが多いことと思う。皆、あまりにも多忙であるため、自分を見失い勝ちになり、その結果、今何をやらなければならないのか分からなくなっているのかもしれない。そこで、「マネジメントの父」とも呼ばれる経営学の第一人者、ピーターFドラッカーの成果をあげるための「八つの習慣」を参考にしてみよう。

1.なさるべきことを考える。 2.組織のことを考える。 3.アクションプランをつくる。 4.意思決定を行う。 5.コミュニケーションを行う。 6.機会に焦点を合わせる。 7.会議の生産性をあげる。

8.「私は」でなく「われわれは」を考える。(『経営者の条件』 ピーターF. ドラッカー」著)

この八つの習慣で最も重要なステップが、一番目の「なさるべきことを考える」ことである。この第一ステップを慎重に進めることが必要である。最初に、自分が会社で担っている役割をリストアップし、その役割を明解にし、それらの役割において、何をやらなければならないか、何が出来るか、出来ないか等を明確にしていく。次に、明確にしたタスクは自分がやらなければならないのか、他の人に委任できるのかどうかも並行して検討してゆく。そうすれば、自ずと第二ステップに移行することが出来るだろう。

まずは、第一ステップに時間をかけて進めてほしい。そうすれば必ず自分が置かれている状況が把握され、その結果、道筋を見失うことなく、タスクを進めることが出来るようになるのだ。(高橋)

  

14.リーダーの仕事は全員をA評価にすること。

1分間マネジャー』で知られるケン・ブランチャードは、マサチューセッツ大学の経営学の教授だったとき、毎年、期末試験で出題する内容をその年の最初の講義で発表していたという。

大学側からは「それでは公正な評価ができない」と反対されていたが、「期末試験で全員がAの成績を取ることが自分の目標」だとして、頑としてこのやり方を続けたそうだ。

ブランチャードは、生徒全員が与えられた目標をクリアし、成功することが自分の存在意義だと確信している。

また、「企業は従業員全員が目標を達成することで成り立っている」とも。

確かに、優れたリーダーはメンバーが努力すれば実現できるような目標を掲げ、決してミスを犯さないように、それを達成するための環境とリソースを用意しているのだと気がついた。(吉松)

 

13.人を育てる技術---メンタリング!

親はなくとも子は育つ。

会社のなかでも、部下や後輩を育てる場合にはそんな気持ちがしないでもない。

いなくても育つには育つのだろうが、少しでも早く仕事を覚えるように、よりよい社会人になるようあの手この手で世話を焼く。

人を育てる技術とは、「人が自ら育つことを手助けする技術」である。

ビジネスパーソンが新しい仕事を覚え、人格的に成長するには決まったパターンがある。

まず目標に対する「意欲」があって、「知識」を備え、「スキル」を高め、「自信」をつけるプロセスで仕事の幅を広げていく。

つまり、意欲を高める技術、知識を提供する技術、スキルを高める技術、自信を与える技術があれば人を育てることができる。

やって見せ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやることができれば、それこそがメンタリング!なのである。 (吉松)

 

12.コミュニケーションとは(その2)

コミュニケーションの種類について

・バーバルコミュニケーション

・ノンバーバルコミュニケーション

バーバルとは、文字あるいは言葉のことである。

ノンバーバルとは、文字あるいは言葉以外の、態度、表情、ニュアンスなどのことだ。

アメリカのカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の心理学名誉教授であるアルバートメラビアンの、 Silent messages(邦題:非言語コミュニケーション)』における調査では、人と人とが直接顔を合わせるフェイス・トゥー・フェイス・コミュニケーションにおいて、言語が7%、声のトーンや口調が38%、身体言語(ボディーランゲージ)は55%であり、

そして、これら三つのメッセージ要素を、メッセージの意味が正しく伝わるように一致する必要があるといっている。

あなたは、この3つの要素を揃えてコミュニケーションをとっているだろうか?

この要素が一致していない場合、相手は違う回路から異なるメッセージを受け取るため、不快な思いをする。

コミュニケーションにおいて、受け手は優勢な要素のほうを受け入れる傾向があるそうだ。

たとえば、「ありがとう」という言葉でも、目を見ないで吐き捨てるように言ってしまうと、感謝ではなく嫌味になってしまう。

3つの要素を一致させてコミュニケーションをするように心がけよう。(豊田)

 

11.コミュニケーションとは(その1)

採用面接で、「私はコミュニケーションに気を付けています」「前職は接客業でしたのでコミュニケーションには自信があります」という人がいる。

ところで、コミュニケーションとは何だろうか?

コミュニケーションという英単語に対する適切な日本語がないといわれ、そのままコミュニケーションと言っているようだ。

コミュニケーションには、2つある。

・情報共有のため

・人間関係構築のため

職場においては、情報共有のために行うコミュニケーションの方法として、「報連相」がある。

「コミュニケーションに気を付けています」ではなくもっと抽象度を下げて、「報連相(報告連絡相談)を心がけている」というように表現してみてはどうだろうか?(豊田)

 

10.ドラッカー6つめの質問

あなたは何をもって憶えられたいか

 欧米では、日本と違って先祖代々のお墓ではなく、個人のお墓が結構ある。ここに刻まれるのが「墓碑銘」だ。イングリッド・バーグマンは「人生の最後まで演じきった」、アンドリュー・カーネギーは「自分より賢い人たちに囲まれる方法を知る者、ここに眠る」。ここにどのようなフレーズを刻むかを考えると、ピーター・F・ドラッカーの「何をもって憶えられたいか」をイメージしやすいだろう(『非営利組織の経営』)。

残念ながら私自身はドラッカー先生にお伝えできなかったが、「アジアを仕事でつないだ人」として憶えられたいと思う。このつなぐための媒介が「英語」だったり、「ビジネス」だったり、「永劫回帰」だったりする。間違っても「ITバブルで大儲けしそこなったやつ」などとは憶えられたくない。

さて、あなたの会社は顧客や社会から「何をもって」憶えられているだろうか。「あぁ、ブラック企業の」「あの不正会計で有名な・・・」では目も当てられない。

あなたは会社を選べなくても、自分の回答は選ぶことができる。ゆっくりと時間を取って自分に問いかけ、この質問に対する最適な答えを導きだしてほしい。それが個人のミッションステートメント、人生の意味であり、最低でもあなたのキャッチフレーズとして使えるだろう。(吉松)

 

9.怒りの調節

女性が輝くには、男性の家事・育児の分担が不可欠である

しかし、仕事で疲れて家に帰り、イライラしてついパートナーにあたってしまった、あるいは子供をきつく叱りすぎてしまい、後で「どうしてあんなことを言ってしまったのだろう。」と後悔し、自己嫌悪に陥ってしまったことはあるだろうか?親の背を見て子は育つ」と言うが、子供は親の感情表現を見ながら自分の感情表現を身につけていく。あなたは普段どのような感情表現をしているだろうか?

怒りは感情の一つで自然のものである。怒ってはいけないのではなく、怒るべきか怒らないべきか区別ができていないのが問題である。あとから後悔するのであれば怒るべきではなかったということ。

怒ることで伝わりにくくなることもある。自分の感情調節をして上手に怒る=叱ることが子供を自律した責任ある大人に育て上げる基本ではないだろうか。(高橋)

 

8.スライドショー形式で保存しよう

スマートにプレゼンテーションを開始するには、ファイルの保存形式を「スライドショー形式」にしよう。

ファイルを保存するダイアログボックスで、ファイル名の下に「ファイルの形式」がある。バージョンによって名称が多少ことなるが、「○○スライドショー」という形式を選択するだけである。

PowerPointを起動して、ファイルを開くをクリックして。。。という操作では、自分のパソコンの中を大勢の人に公開しているようだ。どんなフォルダを作成しているのかなど丸見えである。まるで、窓をあけて着替えをしているようなものである。セキュリティ上もよろしくない。

さらに、ファイルは所定の場所に保存し、ショートカットをデスクトップに置いておくとよい。

デスクトップにおいたスライドショー形式のショートカットをダブルクリックすると、すぐにスライドショーが始まり、終わるとデスクトップの状態にもどる。

ちょっとしたプレゼンテーターのテクニックで、情報の伝わり方は変わってくる。(豊田)

 

 7.日本のリーダーシップ

職場でチームが機能するためには、①共通目的、②貢献意欲、③コミュニケーションが不可欠であるといわれている。

実際、本来チームをまとめる役割を果たすべきマネジャーがゴールを明確に示さず、業務に関する十分な情報を伝えていないとすれば、仕事に対する意欲など高まりようがないだろう。 日本企業の海外進出がいわれて久しいが、世界各国でいわゆる日本型リーダーシップの評判がすこぶる悪い。

目的があいまいで、必要な指示をせず、察してもらう。以心伝心、空気を読んで、部下が上司を慮る。 こうした文化で育ったマネジャーたちは気が向いたとき、時間があるときに、部下の仕事ぶりをチェックし、あれこれ口を出す。1対1で話をするのは年2回の評価者面談のときだけといったケースも少なくない。 こうした仕事のスタイルを改めることは、海外ばかりでなく国内のあらゆる職場において取り組んでほしい喫近の課題である。(吉松)

 

6.体調管理と電車の遅延

今朝、電車が遅れており、体調不良の人が出たので遅れたと車内アナウンスでたびたび謝っていた。

首都圏のラッシュ時の電車の遅延は混雑を増す。ひとりの体調不良が連鎖となり、さらに何十万人に影響しかねないから「体調管理」はあなどれない。今週は研修の受講者も若い女性2人が会場に来る前に具合が悪くなり欠席となった。梅雨時の体調不良は圧倒的に女性が多く、だるい・疲れる・頭痛・食欲不振などの症状で「梅雨だる」と名付けれている。朝の天気予報では、「一日の気温差があるので体調を管理してください」「お出かけになるには羽織るものを一枚お持ちください」「上着が必要です」などと知らせてくれて親切だ。

梅雨の折、ご自愛ください。(伊藤)

 

5.最近こんなニュースを見かけた。

20年後「消える職業」「なくなる仕事」 

 ・銀行の融資担当 ・スポーツ審判 ・不動産ブローカー ・レストランの案内 ・保険の審査担当 ・給与,福利厚生担当 ・レジ係り (一部抜粋)英国オックスフォード大学 マイケル・A・オズボーン准教授『雇用の未来』より

 営業もなくなる一つにあげられている。

長年営業活動に従事してきた私にとって身につまされる思いで記事を読んだ。

共通しているのはITやといったテクノロジーにとって代わられるような仕事といえる。

とは言え誰しもが発想力やビジネスに強い人間ばかりでなく時代にとりのこされる人が大勢生まれることが予想されますこうした労働格差はさらに広まっていくのではないか。テクノロジーの追及や常に時代を先読みする力、またそれを支援するビジネスは今後さらに必要とさる。私たちもそのような知識・情報に常にアンテナをはり、社会貢献のいったんを担っていきたい。(岡本)

 

4.報告と連絡の違い

ビジネスにおいて、「報連相」は大切である。仕事をする上での必須といえる。

「報・連・相」は早めに正確に必要な情報を伝え,お互いの立場や考え方を共有する。

共有化は、人間関係の向上・モチベーションアップ・チームワークの向上・業務の効率化へとつながる。

ところで、報告と連絡の違いについて考えてみよう。

 ・報 告……過去から現在の状況をその仕事を指示した人に伝えること
 ・連 絡……これからの予定や時間,その変更などを伝えること.複数の人に伝えることが多い

「報告上手」は「任され上手」という。

日ごろの報告・連絡の仕方を振り返ってみよう。(豊田/伊藤) 

 

3.表記について(ひらがなで書く、漢字で書く)

パソコンワープロで変換すると「頂く」「致す」など、漢字に変換される。

しかし、ビジネス表記では、「いただく」「いたす」はひらがなで書く。

「あいにく」「または」などの接続詞もひらがなで書く。

理由は、接続詞や文章の最後をひらがな表記にすることで、本当にいいたい本文が目立つからだ。

手っ取り早く知りたい場合は、日商PC検定(文書作成編)の参考書が役に立つ。

メールをはじめとする文字コミュニケーションにも気を配ろう。(豊田) 

 

2.美しい日本語でスマートなコミュニケーションを!

「させていただく」

丁寧に言っているつもりであると思うが、語尾に「させていただく」の連発。あまりに続くと、くどくなり耳ざわりになってしまう。させていただくは、あまり使わないようが良いといわれる。文化庁「敬語の指針」でも取り上げられている。敬語の使い方が正しいかどうか、不安になったときは、よりどころにするとよい。

さて、そもそも敬語は何のためにあるのかという問いには、人間関係の潤滑油、相手を不快にさせないためという回答がよくあげられる。本当に、相手のためだけだろうか?敬語は上手に使うと、相手を敬うだけではなく、使う側=自分の品格を保つ効果もある。

「敬語上手はお仕事上手」といわれる。美しい日本語を使いスマートなコミュニケーションを目指そう。(豊田)

 

1.伝えるスライドショーのテクニック

ビジネスの現場では、Microsoft社のPowerPointを利用してビジネスプレゼンテーションを行うケースが多い。

相手にスッキリと伝えるためのスライドショーテクニックを紹介する。

スライドショーの最中にスライドを移動するには以下のようなキー操作を覚えておくと良い。

Enterキー 次に

BackSpaceキー 前に

数字 + Enterキー そのスライドにジャンプ(これ特に重要)

B ブラックアウト

W ホワイトアウト

これらを使うだけで、聴衆に見やすいプレゼンテーションが行える。

また、ファイルは、「スライドショー形式」で保存しておこう。(バージョンにより名称が多少異なる)

PowerPointを起動して、ファイルを開いて・・・という操作をしていると、ドキュメントの中身も丸見えである。

スライドショー形式で所定の場所に保存し、デスクトップにはショートカットを配置しておこう。

配置したショートカットをダブルクリックするだけで、スライドショーが始まり、終了するとデスクトップ画面に戻る。

ちょっとしたテクニックで舞台裏を見せないように、カッコよくスライドショーを決めよう。(豊田)